ワゴンRハイブリッドFX(MH55S)にスズキ純正のETCを取り付けてみました。
後付けでスズキ純正のビルトインETCを取り付け予定の方は参考になればと思います。
今回ETCを取り付けたワゴンRの型式はMH55Sですが、MH35S、MH85S、MH95Sもやり方は同じかと思います。

- 年式:2018年
- 型式:DAA-MH55S(1型)
- エンジン型式:R06A-WA05A
- トランスミッション:CVT(ジヤトコ製JF015E型)
- 駆動方式:FF(前2輪駆動)
- グレード:ハイブリッドFX(25周年記念車/衝突被害軽減ブレーキ付き)
- カラーコード:ZVC(スチールシルバーメタリック)
スズキ純正ETCの品番と価格
ワゴンRハイブリッドFX(MH55S)に取り付け可能な純正ETCは数種類用意されているますが、今回取り付けるのは以下の品番の物になります。
名称 | 品番 | 価格(税込み) |
---|---|---|
ETC車載器(CA7D) | 99000-79BY0 | 15400円 |
ナビ連動も可能なモデルですが、今回はナビと連動させずに取り付けました。アンテナは分離型です。

取り付け方法
取り付け方の説明書は同梱されている紙に記載されているQRコードにアクセスし、ネットからダウンロードする形となっております。
こちらがダウンロード先→http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/etc/suzuki/manual/index.html
そちらに事細かく取り付け方が記載されていますので、特に躓く事もないと思います。
作業内容をザックリまとめると以下のような手順となります。
- ETC車載器本体の取り付け
- アンテナ線の取り付け
- 電源線をナビ裏に繋げる
ETC車載器本体の取り付け
ステアリングコラムカバーを取り外します。こちらのカバーは手で引っ張る事で取り外せますが、外しにくい場合は内張はがしを使用します。

ステアリングコラムカバー右側裏に付いているOBDコネクタ(故障診断装置)を取り外す。

ステアリングコラムカバー右側のETC取り付け口をニッパー等で切り抜きます。

切り口をヤスリで仕上げてやります。

ETC車載器本体を付属のビスで固定します。

ETC車載器本体の取り付け完了!流石純正品ですね、スマートに収まっています。

アンテナの取り付け
Aピラートリムを取り外します。※Aピラートリムの取り外し方はこちら

貼り付け面を脱脂後、アンテナを指定の位置に貼り付け、コードを運転席足元まで引き込みます。

余長コードは車両ハーネスに束ねておきます。

電源線の接続
カーナビを取り外し、ナビ裏にETCの電源コードを引き込みます。※カーナビの取り外し方はこちら

エレクトロタップを使用してオーディオ配線のACCとバッテリー配線にETCの配線を割り込ませます。元々付いていたギボシは使用しませんのでカットしました。

20PオーディオコネクターのACCコード位置とバッテリーコード位置は↓の通りです。

ETC電源コードの余長分はグローブボックス奥に束ねておきます。アースは↓画像ビスに固定します。※グローブボックスの外し方はこちら

電源線、アンテナ線のコネクターをETC車載器に繋ぎます。

内張、カーナビを元通りにしてETC車載器の取り付けは完了となります。

動作確認
後日ETCセットアップ登録可能な車屋さんに行き、セットアップを済ませて動作を確認。問題なく動作することを確認しました。
ということで、今回はMH55SワゴンRにスズキ純正のETCを取り付けてみました。
同型のワゴンRにお乗りの方で、スズキ純正のETCを取付予定の方は何らかの参考になればと思います。
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