ワゴンR(MH55S)のリモコンキー(キーレススマートキー)の電池交換を行ってみましたので、交換方法を詳しくまとめてみました。
同型のワゴンRやスズキ車の同形状のキーレスリモコンキーをお持ちの方は参考になればと思います。
電池が消耗してくるとメーターに警告灯が表示される
リモコンキーの電池が消耗してくるとメーター内にリモコン電池消耗警告灯が表示されます。
警告灯が表示されたら早めに電池交換を行っておきましょう。
なお、メーター内にリモコン電池消耗警告灯が表示された場合、電池交換後に警告灯をリセットする必要があります。
リセット方法は後述いたします。
電池の種類 型式はCR2032
MH55S型のワゴンRのリモコンキーに使用されている電池はボタン電池1個で、型式はCR2032というものです。
この電池は比較的どこでも入手可能となっており、コンビニ、スーパー、家電量販店、ホームセンター、100均などで入手できます。
電池の交換方法
身体と衣類の静電気除去を行う
静電気により、リモコンキーが破損する恐れがあるので、その辺にある金属部に触れて身体や衣類の静電気を除去しておく。
メカニカルキーの取り出し
ロック解除レバーを矢印の方向へ押しながらメカニカルキーを引きます。
リモコンキーケースの分割
リモコンキーケースの上部溝にハマる位のマイナスドライバーを用意します。
傷防止のため、ドライバー先端にテープや布を巻き付けます。今回はマスキングテープを巻き付けました。
リモコンキーケースの溝にマイナスドライバーを差し込んでひねります。リモコンキーのロック解除レバーが上向きの状態で作業を行います※この向きを間違えると内部ユニットが落下し、破損する恐れがあります。
リモコンケースに隙間が出来たら脇からマイナスドライバーを差し込んでケースを分割します。
電池の入れ替え
電池格納部の溝にマイナスドライバーを差し込み、テコのようにして古い電池を取り出します。
プラス極を上にして新しい電池をはめ込みます。
分割したケースを被せ、しっかりとはめ込みます。
パチンと音がしてしっかりとハマったら、隙間が無いか確認します。
メカニカルキーをリモコンケースに差し込みます。
各種動作確認をして電池交換作業は完了となります。
リモコンキー電池消耗警告灯のリセット方法
電池交換後にメーター内にリモコンキー電池消耗警告灯が表示されている場合、リセットして消灯させます。
リセット方法は、リモコンキー(キーレス)でドアの施錠、解錠を2回以上繰り返します。
万が一リモコンキーの部品がバラバラになってしまったら
電池交換作業中、万が一部品がバラバラになってしまったら、内部は↓画像のようになっています。落ちついて組み直しましょう。取説に記載されていますので、そちもご覧になってみてください。
リモコンキーの電池が完全に無くなった場合の解錠と施錠(MH55SワゴンR)
解錠方法
リモコンキーからメカニカルキーを取り出します。
鍵穴にメカニカルキーを差し込み、反時計回りにひねると解錠できます。
施錠方法
鍵穴にメカニカルキーを差し込み、時計回りにひねると施錠出来ます。
施錠する方法はもうひとつあります。運転席のドアロックボタンを押し、集中ドアロックをさせます。
ドアハンドルを引いたままの状態でドアを閉めます。
この方法でも施錠出来ますが、キーを車内に置きっぱなしで施錠してしまう、いわゆるインロックの恐れがあるので、できればメカニカルキーで施錠した方が良いかもしれませんね。
リモコンキーの電池がない状態でエンジンをかける方法(MH55SワゴンR)
セレクトレバーがPになっている事を確認してブレーキを踏みます。
リモコンキーの操作ボタン側をプッシュスイッチに近づけた状態でプッシュスイッチを押します。これでエンジンが始動できます。
リモコンキーは画像にある向きでプッシュスイッチに近づけます。向きが違っているとエンジンはかかりません。
電池交換動画版
電池交換の動画版です。記事と合わせてご覧いただけると、より分かりやすいかと思いますので是非ご覧ください。
まとめ
記事にするとまあまあ面倒そうなリモコンキーの電池交換方法ですが、実際にやってみると簡単で、数分で作業が完了すると思います。
メーターに電池消耗警告灯が表示されていたり、最近リモコンの効きが悪くなっているという方は、リモコンキーの電池交換をしてみてはいかがでしょうか!
個人的な感想ですが、100均のボタン電池は消耗が早いような気がします。電池を購入する際は少し高くても100均以外のものが良いかもしれません。
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