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デフオイル 交換方法 手順

C35ローレルのデフオイルをDIYで交換しましたので、交換方法や手順、ポイントなどをアップしてみたいと思います。

マイC35ローレルは機械式LSDではなく、ビスカスLSDで、準備したオイルはTAKUMI「匠」(タクミ)の合成油75W-90( 性能規格GL-5)です。

デフオイルの容量は詳しく分かりませんが、この手の日産車なら1~2リットル以内で間に合うはずです。一応4リッター缶なので、不足の心配はないですね!

デフオイルの交換方法は様々ありますが、基本的な交換手順は大体同じだと思います。しかし、今回紹介する方法が全てではありませんので、参考程度に見ていただければと思います。

それでは、貧乏DIYデフオイル交換作業、スタートです!!

目次

デフオイルを温める

すぐにデフオイルを抜きたくなるものですが、まずは軽く走行してデフオイルを温めます。この際、わざと交差点なや十字路などを走行し、タイヤの回転差を生むことで、オイルは温まりやすいと思います。デフオイルを温めることで、オイルを抜きやすくするって作戦!なお、効果あるかは不明。

車体を上げる

ある程度走行してデフオイルが温まったら、次はデフオイルを抜く準備に入ります。デフがある方(C35の場合、リア)をジャッキやスロープを使って車体を上げます。

自分は今回、この前Amazonで買ったスロープを使って車体を上げてみました。ジャッキで上げるより簡単だし、ウマとかも不要で安定感抜群!スロープおすすめです!
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本来は、リフトを使用し、車を水平に上げたほうがデフケースの偏りが少なく、しっかりオイルを抜く事ができますが、DIYで交換する場合、その辺は目をつぶりましょう(笑)ウマを4つ使用して上げてもよいのですが、結構面倒くさいんですよ・・・

デフオイルの抜き方

車体を上げ、デフ下にスペースが確保できましたら、オイルを抜く作業に入ります。

が、ここで要注意事項があります!それは、ドレンプラグを緩める前に、オイル注入プラグを緩めて外すこと!

これは、なぜか分かりますよね!?ドレンからオイルを抜きやすくするためというのもありますが、最も重要な事は、最初にドレンプラグを緩めてオイルを抜いた場合、もし、オイル注入プラグが何らかの不具合(ネジ山固着・ボルト山の破損等)があり、緩められないという事態が発生した場合、オイルを入れる事が出来なくなるんですね~!

ま、デフケースを車体から外したり、車を逆さまにすればオイル注入できますけど、そんな面倒なことをしたいとは思わないですよね(笑)なので、ドレンを緩めてオイルを抜く前に、必ずオイル注入プラグを外せる事を確認しましょう!

実は昔、デフオイルではありませんがミッションオイル交換で、このような事態に陥った知人がいます。ドレンからオイル抜いたのは良いが、注入プラグが舐めってて緩められないって言う・・・確かあの時は裏技で、室内からシフトレバーを外してミッションオイルを入れたと思います。注入プラグからオイルを入れて無いので、適正な容量かは不明です。

ということで、もう一度言いますが、ドレンからオイルを抜く前に必ず注入プラグを緩められるか確認しましょう!!

C35ローレルのデフオイル注入プラグは、車体後ろから見て左側のここです。凹状のプラグで、サイズは13mm。ここのプラグは12.7のラチェットやスピンナーハンドルを使用しても緩めることは出来たりしますが、専用の工具「ドレンプラグソケット」が通販で安く買えますので、それを使用した方がドレンの破損リスクが少ないのでおすすめ。※ドレンプラグは車種・メーカーによってはボルトタイプもあります。
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オイル注入プラグを外したらドレンプラグを緩めてオイルを抜きます。C35ローレルの場合、ドレンプラグのサイズも13mmです。この辺は、他の日産車で同じデフケースを使用している、スカイライン、シルビア、ステージアなんかも同じですね。
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不要なオイルは、段ボールにビニールをセットし、不要なウエスや衣類に浸み込ませ、家庭ごみとして処分できます。※条例により異なるので、要確認!

走行してオイルを温めた効果なのか、気分的に早くオイル抜けたかも知れない。オイルは思ったほど汚れてないですね・・・少なくても4年以上、5万キロ以上は無交換のはずですが。
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デフオイル(ギヤオイル)の入れ方

オイルが抜き終わり、ドレンプラグを締めましたら、いよいよ新しいオイルの注入です!

デフオイルやミッションオイルを入れる方法というのは、本来オイルサクションガンという物を使用して入れる訳ですが、頻繁にデフやミッションオイルを交換するわけでも無いので、購入するまでも無かったりします。しかも値段もそれなりにしますし。

じゃ~どうやってオイル入れるんだって話ですが、有名な方法としてはシャンプーボトルのポンプを使用して注入する方法や、洗浄瓶を使用した方法でしょうか!?その他、空気入れや、エアーコンプレッサーを使用して缶に圧をかけて入れるとか。

色々な方法がある中、僕はといいますと、灯油ポンプでお馴染みのペコペコポンプでオイル注入です!ギヤオイルは基本的に高粘度なので、ペコペコポンプで入るのかよってお思いかもしれませんが、意外と行けちゃいます!この方法は整備士の先輩から教わったもので、過去に75W-140のオイルも入れた実績あります。

値段も安いので使い捨て感覚で使用出来ますね。

使い方はこのように、至って普通です(笑)オイルが硬くて入れにくい場合は、注入前にオイル缶をお湯などに浸けて柔らかくしておきましょう。作業日は寒かったですが、オイルを温めなくても大丈夫でした。
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実際に灯油ポンプを使ってギヤオイルを注入している作業を撮影したので、こちらをご覧下さい!

適正オイル量

灯油ポンプをペコペコし、デフオイルを入れていきます。適正オイル量は、注入口からオイルが溢れるところです。溢れたら注入口のプラグを締めてデフオイル交換作は業完了になります。C35ローレルのデフケースはR200で、1~2リッターあれば余裕で間に合う感じでした。
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デフオイル交換の効果

オイル交換が終わって早速試運転をしてみたのですが、交換したことによる効果というものは全く体感できませんね(笑)

そりゃ~機械式じゃなく、ビスカスLSDですから構造上、仕方が無いことですが、劣化した古いオイルから新品にしたわけですから、体感できない部分で何かしろ効果あることでしょう。

以上、ただのデフオイル交換方法を無駄に長い文章で説明してみました~♪実際やってみると簡単な作業で、大した時間もかかりませんので、整備工場に工賃払うお金が無いだとか、DIYでデフオイル交換してみたい方はチャレンジしてみるのもありだと思います。 

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