先日友人からタイヤには左側通行、右側通行用があるらしい!
ということを聞きました。
免許を取得してからいままで、そのようなことは聞いたことがなく、初耳でしたので、ちょっと調べてみると・・・
本当でした!!!
驚きです。もしかして知らなかったのは自分だけなのか!?
今度自動車業界に長年関わっている先輩に聞いてみようと思います。
道路には微妙な傾斜がついていた
さて、なぜ左側通行用タイヤ、右側通行用タイヤがあるのか!?違いはなんなのかを簡単に説明すると、道路の構造の問題らしいです。
通常道路は中央が一番高くなっており(路面カントcant) 、道路両端に向かって微妙な傾斜が付いています。
数値で言えば中央から1.5%~2%(幹線道路以外は3%~5%)傾斜があるみたいですね。水捌けをよくするためなんだそうです。
だとすれば、車のアライメントが中立の場合、左側通行の国の場合は自然と車が左に流れ、右側通行の国の場合車は右に流れちゃいます。
それを相殺して真っ直ぐ走るようにするため、タイヤは左通行用と右側通行用で構造が異なり、傾斜に対して車が流れないように(※プライステアというらしい)作られているそうです。
その構造や難しい理屈に関してはブリヂストンの著書でも記述されているみたいですので、タイヤマニアになりたい方は熟読してみると良いと思います。
自分も買いたかったですが、この本高すぎ(汗)
海外製タイヤに注意
海外タイヤや輸入車(左ハンドル)を購入した場合、右側通行用タイヤが装着されているので走行中右側に流れる現象が発生するおそれがあると思います。
そんなときはタイヤを疑うべきかもしれませんね!実際左ハンドルの外車を購入したら右側流れになり、タイヤが原因だった事例もあるようです。
また、アライメントをしっかり調整しても真っ直ぐ走らない場合もこの通行方向の異なるタイヤを装着している可能性もあるかもしれませんね。
ブリヂストンの著書でも書かれているようですが、日本メーカー国産タイヤは左側通行用で製造されているので安心です!
しかし、タイヤってのは奥が深いですね~!実に面白い!
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