今から約10年位前に某カー雑誌で「ビスカスLSDに粘度が高い(硬い)オイルを入れると効きが良くなる」みたいな事が書かれていましたが、今になって思うと、あれは思いっきりガセネタですね(笑)
当時は今ほどインターネットの情報量も多くないし、検索エンジンのアルゴリズムも優秀じゃなかったので、正しい情報が上位表示されていなかったこともあり、雑誌とかの情報を鵜呑みにすることもよくありました。
構造上、ビスカスLSDはシリコンオイルが封入された密閉ユニットですので、粘度が高い75W-140などにオイルを入れ替えても、直接粘度の影響を受けるはずもなく、デフの効きが良くなることはないということですね。オイル粘度で効きが変化するのは機械式LSDです。
なので、ビスカスLSDのオイル交換するなら粘度が高くて高価なオイルは必要なく、普通のギヤオイル入れておけばOKってことですね!
ビスカスLSDで効きをよくするにはシム増しをして、無理やりロックに近い状態にするという裏技もあったりしましたが、今の時代は機械式LSDも割と安価なため、やってる人も殆どいないと思われます。
近々、僕の老体C35ローレルのビスカスLSDのオイル交換予定で、オイルなに入れるか検討していたところ、丁度友達もデフオイル交換するためギヤオイル買ったみたいで、それが2リットルほど余るというので、そのオイルをゲットいたしました!
なんだか怪しいオイルメーカーで、粘度は75W-90です。デフのドレンプラグ、スロープも揃った事だし、天気が良くて暖かいときに交換したいと思います。
怪しいオイルに関しては後日記事にします!
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