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ホンダ Dio フォークブーツ 交換方法 AF62

ホンダの原付スクーターDio(AF62)のフォークブーツが破れてボロボロになっていたので新品に交換してみました。

フォークブーツは消耗品ですので、私と同じ様にボロボロになっている方も多いと思いますので、DIY交換する際の参考になれば幸いです。

目次

交換前のブーツ

フォークブーツ交換前の様子はこんな感じです。もうボロボロというより、破れて半分くらいなくなってますね(笑)

反対側はというと、、、全部なくなってました。フォークが完全に剥き出しです。ノーガード状態。

フォークブーツ純正品番

今回使用するのは倉庫に眠っていた激安の社外品フォークブーツですが、社外品のブーツは劣化がかなり早いので、おすすめしないです。

ちょっと高価ですが、純正品を使うことをおすすめします。ホンダ純正のフォークブーツ品番は「51611-GFC-771」です。

分解方法

フォークブーツを交換するためにはフロントタイヤを取り外す必要があります。左側のボルトに12サイズのメガネをセットします。

右側のナットには17mmサイズのメガネをセット。

右手でボルトを押さえ、左手でナット(反時計回り)を緩めます。※緩み難いときはスピンナーハンドルにパイプを継ぎ足して使用すると緩めやすいです。

フロントホイールを固定しているボルトナットが緩んだら、一旦そのままにし、車体下に適当なものを挟み、フロントタイヤを浮かせた状態にします。車のパンタジャッキ等あると便利かと思います。

今回はその辺にあった角材と輪止めを敷きました。バイク全体の荷重は後ろ寄りになってますので、フロントタイヤは簡単に浮かす事ができます。

右側のナットを完全に外し、タイヤを手で支えながら左側の長いボルトを抜きます。ボルトが抜け難いときはタイヤを揺すりながら作業すると良いと思います。

長いボルトが抜けるとタイヤがフォークから外せます。

タイヤを押さえながらホイールにはまっているブレーキシューを引っぱって外します。

タイヤが完全にバイクから切り離されました。

ボロボロの古いブーツを取り外します。ハサミで切っても良いですし、下に引き下げてもOKです。

古いブーツが外れたら、折角なのでフォークを綺麗にお掃除しておくとよいと思います。

取付け方

新しいフォークブーツを取り付けて行きますが、取り付ける前にブーツ内側にシリコンスプレーをスプレーしておくと、後の作業性がアップします。

ブーツをフォーク下から差し込んでやります。シリコンスプレーをスプレーしていたお陰でヌルヌルとスムーズに取り付ける事が出来ます。スプレーしてないと意外と取り付け難いと思いますので、シリコンスプレーはおすすめです。

左右共にブーツを取り付けた状態です。このあと、ボルトナットを取り付ける必要がありますので、ブーツは上まで上げておきます。

ブレーキシューをホイールにはめ込みます。

ブレーキユニットの溝と左側フォークの突起を合わせるようにはめ込みます。

左側の長いボルトを半分ほど差し込みます。

右側にスリーブセットしたら長いボルトを完全に通してナットを締めます。

ある程度のところまでナットを締めたら、浮かせていた車体を元に戻します。

ホイールナットを本締めします。フロントホイールナット締付けトルクは54N・mとなっております。

捲り上げていたブーツを戻し、ブーツ交換作業は完了となります。

まとめ

長い記事になりましたが、実際の作業難易度はそれほど高くありませんので、道具さえあればDIY初心者でもブーツ交換は可能かと思います。

ただし、前途した通り社外品ブーツは本当に劣化が早いですので、ブーツは純正品を使用することをおすすめします。

今回社外品を使用したのはたまたま家にあったからという理由で、しかたなく使用した感じです。多分また直ぐに破れると思います。そのときは純正品を使用したいと思います。

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