夏季に夜間走行すると、ボディーに無数の虫の死骸が付着して高圧洗浄機でも除去しきれないくらい頑固な汚れになります。
放っておけばボディーにシミが出来ることもありますし、かといって通常の手洗い洗車で無理やりゴシゴシ擦って洗うとボディーに傷が付くことも!?
市販品で虫取り除去スプレーなるものが販売されていますが、ガッチリ固着した虫の死骸はなかなか除去できません。
KURE(呉工業) プロクリーン虫とりクリーナー (350ml) 虫とりクリーナー [ 品番 ] 1164
そこで今回は、市販品の虫取りスプレーに一工夫加えて、さらに効果的に虫の死骸を除去する方法をご紹介したいと思います。
用意するもの
- 虫取りスプレー
- 洗剤
- ペーパータオル
- スポンジ
- バケツ
作業するときは日陰または曇りの日。炎天下での作業はNG
作業手順
虫取りクリーナーをスプレーします。本来ならここで擦って死骸を除去するのですが、ガッチリ死骸が付着しているとボディーに傷が付く恐れがあります。特に黒い車は傷が目立ちますよね。
タオルを貼る
虫取りクリーナーをスプレーしたら、虫の死骸が付着しているところにペーパータオルをぺたっと貼り付けます。
今回は、潤った上からさらに虫取りクリーナーをスプレーしました。
5~10分待つ
虫取りクリーナーで潤ったペーパータオルを貼り付けたら5~10分待ちます。ここまでくればお分かりと思いますが、要するに虫の死骸に水分を十分浸し、柔らかくして除去する作戦となります。
あまりに長時間貼り付けておくとボディーにシミが出来ますので注意です。
10分後、ペーパータオルパックを剥がします。すると、がっちり固着していた虫の死骸が柔らかくなっているのが実感できると思います!
通常洗車
ペーパータオルで虫の死骸を十分浸したあとは通常の洗車をすればOKです!虫の死骸が柔らかくなっているので、水をかけるだけでも結構綺麗になると思います。
しかし、最後の仕上げは濃密洗剤泡洗いです!これでボディはツルピカです!
無事傷が付くことなく、ツルピカで輝くボディに戻りました~!虫取りスプレーを浸す方法効果ありだと思います!
家庭用洗剤でもOK
今回は専用の虫取りクリーナーを使用しましたが、こんな風に家庭用洗剤にペーパータオルを浸けた後ボディーに貼り付けても、結構効果あります。
虫の死骸を柔らかくすることが狙いなので、同じような効果が得られます!
鳥の糞除去にも有効です
同じ理屈で、ボディに付着した鳥の糞除去にも有効です!
鳥の糞の場合、局部的だと思うので、ペーパータオルではなく、ティッシュペーパーを折りたたんで使用すると良いと思います!
ガッチリ固着した鳥の糞も水分に浸すことでかなり除去しやすくなります!
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