いすゞエルフにケンウッド(KENWOOD) 25mmチューンアップツィーターKFC-ST01を取り付けてみましたので作業方法を書き留めておきたいと思います。
以前このエルフには同メーカーのコアキシャルスピーカーKFC-RS163をドアにインストール済みで、そこそこの音が鳴っていましたが、スピーカー位置が足元のみですので、耳に届くまでに多少音が濁るような感じがしていました。
今回ツイーターを取り付ける事でそれらが少しでも改善されればよいかな~っと思っています。なお、一般的にコアキシャルスピーカーにツイーターをアドオン(後付け)するのは高音がやかましくなりすぎるので邪道のようです。
予算に余裕がある場合は、現在付いているコアキシャルスピーカーを取り外し、ウーハー+ツイーターのセパレートタイプを取り付けるのが理想なのかもしれませんが、私は既存のコアキシャルスピーカー+後付けツイーターの組み合わせで妥協します。取り付け後にあまりにも音が不快な場合はスピーカーシステムの総入れ替えを検討したいと思います。
- 年式:2002年
- 型式:NKR66EA
- エンジン型式:4HF1(4.3L)
- トランスミッション:5MT(3ペダル)
- 駆動方式:2WD
ケンウッド(KENWOOD) 25mmチューンアップツィーター KFC-ST01
今回取り付けるツイーターはケンウッドのKFC-ST01というモデル。メーカーをドアスピーカーのものと統一させたかったのと、価格が安いので選びました。
ネット上の評判も良く、コスパは高いとの噂です。実勢価格3000円前後と手を出しやすく、仮に自分好みの音にならなくても諦めが付きます(笑)
項目 | 仕様 |
---|---|
瞬間最大入力 | 160W |
定格入力 | 40W |
再生周波数特性 | 5kHz ~ 25kHz |
能率 | 90dB |
インピーダンス | 4Ω |
外形寸法 | 47W×47H×27.9Dmm |
付属品 | コード(2m)/ブラケット |
取り付け
ケンウッド(KENWOOD) 25mmチューンアップツィーターKFC-ST01の取り付けは、通常フロントスピーカー出力の配線に割り込ませて取り付けますが、今回はメインユニットのリア出力左右が余っていますので、そちらにツイーターを接続(バイアンプ接続)します。
リア配線に接続することで、それぞれが独立した出力となり効率的に音が鳴ります。また、リアスピーカー用出力に接続していますのでメインユニットの前後バランス(フェーダー)でツイーターの鳴りを調整できるというメリットもありますね!メインユニットによってはタイムアライメントなど、さらに細かい調整も可能となります。
多くの小型トラックはフロント2スピーカー仕様ですが、社外のメインユニットは基本的に乗用車向けに作られた4ch仕様です。フロント2スピーカーを接続していても、リヤ出力は余っていることが殆どだと思われます。
今回の場合もそうですが、リヤ出力が余っているのであれば、ツイーターを後付けする場合、リア出力に接続するのがおすすめかと思います。音も良いですし、調整の幅も広がります。
ツイーター本体の取り付け
ツイーター本体は本来ビス止めなのですが、私はAピラー下部に両面テープで固定することにしました。ツイーター本体はそれほど重みもありませんので、両面テープのみの固定でも十分がっちり取り付け可能かと思います。
配線が出る部分のスペースを確保するため、付属の両面テープの上にもう一枚手持ちの強力両面テープを貼り、土台を貼り付けるとう工夫も施してあります。無論貼り付け部は脱脂掃除済みです!
配線接続
カーステレオを取り外します。
リヤスピーカー左右出力配線にツイーター配線を極性を間違わないように接続します。左右配線も間違うと音の調整時におかしな事になりますので、そこも間違わないように!
配線の取り回し
ツイーター配線をカーステレオ裏からツイーター本体まで目立たないように引き込みます。正直この作業が今回の作業で一番面倒です。助手席側はグローブボックスの奥を、運転席側はステアリング下の方を通して配線を引き込みました。
ツイーターにギボシを繋ぎ、余分なコードを束ねて固定します。
完成
取り外したカーステやグローブボックスを元に戻してツイーターの取り付けは完了となります。やはり作業自体の難易度は低くても、配線の引き込みがあるのでほんと面倒ですね。
音質のレビュー
ツイーターを取り付け後、自分好みにイコライザー調整やフェーダー調整していつも聞いている音楽を再生してみると、、、
今まで足元から少し濁った音が聞こえていた感じだったのが、音場が上がりフロントガラスあたりから綺麗な高音が聞こえるようになり、音の濁りがかなり改善されました!
たかだか3000円程度でアドオンできるケンウッドのツイーターKFC-ST01は個人的に大満足な商品です!今回のケースでは誰が聞いても音が良くなったと感じることができると思います!もっと早くに付けておけば良かった!
因みにコアキシャルスピーカー+後付けツイーターだと高音が際立ちすぎてやかましくなるとの懸念がありましたが、リヤ出力に接続(バイアンプ接続)したお陰で、ツイーターの鳴り具合をある程度調整(フェーダー調整)できましたので、特にやかましいという感じはしませんでしたね!
以上エルフトラックに後付けツイーターを取り付けるという記事でした!同一車種でケンウッドのツイーターKFC-ST01を取り付け検討の方は参考になれば幸いです!
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