昔々、油圧ガレージジャッキのオイル交換をして、エア抜きもバッチリしたのにジャッキが全く上がらなくなった事がありました。実はそのとき、とある過ちを犯していたんですね~!
如何せん、説明書などを見ないで適当にオイル交換しちゃってましたからw今回はジャッキが上がらなくなった原因と、ジャッキが上がるように改善した方法を紹介します。
リリースバルブからオイルを抜いてはいけない
まず、ジャッキが上がらなくなってしまった原因ですが、リリースバルブからオイルを抜いたのが原因でした。ここからオイルを抜いた際、とある部品が取れてしまい、紛失した事に気が付かないままリリースバルブを戻したみたいです。
紛失したのはこのような鉄球(スチールボール)。リリースバルブの中にはこの鉄球(スチールボール)が入っていて、オイルを制御しているんですね~!これが無くなってしまっていたので、いくらジャッキを上げようとも油圧が上がらずジャッキが上がらなかったんですw
鉄球(スチールボール)の代用品
スチールボールがない事に気が付き、オイル交換した周辺を探しましたがスチールボールは見つける事が出来ず、ジャッキ買い替えも考えていました。
でも、こんなちっぽけなパーツのためにジャッキを買い換えるのもおもしろくないので、スチールボールの代用になりそうなものをホームセンターで探してみることに。
そこで見つけたのがこのキャスターですw因みに使用するのはキャスター内に収められているボールベアリング1個です。キャスターのボールベアリングを外すのは意外と大変で、バールやドライバーでこじ開けました。
こんなので大丈夫かと思いつつ、リリースバルブのところにキャスターのボールベアリングをセットし、ジャッキアップしてみると・・・バリバリ上がります!
なんとかジャッキを修理する事が出来き、今のところボールベアリング仕様でも不具合は起きていませんが、ジャッキの動作は命に関わることもありますので、今回の方法は真似しないほうがよいとおもいます。
しっかり予習してからイル交換しましょう
僕のように説明書などを見ず、適当にジャッキオイルの交換を行うと、思わぬトラブルが起きてしまう事がありますので、オイル交換する際は必ず説明書や、ネットなどで正しい交換方法を勉強してから行いましょう。くれぐれもリリースバルブからオイルは抜いてはいけません!スチールボール無くしたら厄介ですよ!
コメント
コメント一覧 (3件)
1tonジャッキです。 ジャッキ棒を上下するその下にある小型ポンプ(?)から油がもれます。 おそらく中にあるゴムシールの劣化と思われるがその取換方法は?
杉本憲治様
そちらは分解したことがありませんので、今後分解する機会がありましたら記事にしたいと思います。お力になれず申し訳ありません。
オイル交換をしようと思いジャッキーを逆さにしオイルをぬいていたらいつの間にか鉄球とバネ様なものが出てきていました。
ネットで調べたところ安全弁と知ることが出来ましたが元に戻すことは出来るでしょうか。
宜しくお願いします。