先日、念願の新型日産ノート(HE12) e-power Xに乗る機会があったので、ど素人の僕がいろいろとレビューしてみたいと思います。
今回乗った新型ノートの主なスペックは以下の通りです。エンジンで発電、モーターのみで駆動する新しい電気自動車!
●燃費34.0 km/L
●総排気量(エンジン)1.198L
●最高出力(エンジン)58(79)/5400(kW(PS)/rpm)
●最大トルク(エンジン)103(10.5)/3600-5200(N・m(kgf・m)/rpm)
●使用燃料・タンク容量(エンジン)
●無鉛レギュラーガソリン・35L
●最高出力(モーター)80kW(109PS)/3008-10000rpm
●最大トルク(モーター)254N・m(25.9kgf・m)/0-3008rpm
●動力用主電池 種類(モーター)
●リチウムイオン電池
●メーカー希望小売価格1,959,120円
外観
外見はいままでのガソリンエンジン駆動ノートと特に変わらず、斬新なイメージはなしですね。いたって普通です。ヘッドライトもこのXグレードはハロゲンです。メダリストグレードだとLED化されてるようです。
車全体のフォルムとしては、ライバル車トヨタアクアと似たような感じですね。
エンジンルーム
エンジンルームはモーター発電用のHR12DEエンジンとe-powerユニットらしきものが搭載されていて、結構キツキツです。
アイドリングの様子動画。ボンネットを開けるとカラカラと耳障りな音がしていて、エンジンの静粛性はあまり・・・って感じです。でもただの発電用エンジンだから問題ないのでしょう。ボンネットを閉めるとかなり静かではあります。
内装
内装もこれと言って画期的なものは無い印象。普通です。イマドキの車全てに言えますが、安っぽい内装です。
ただし、左下に見えるシフトレバーの代わりのツマミはちょっと斬新でしたね!トヨタのいまどきの車はスティック式だったと思いますが、ノートはパソコンのマウスみたいな物がシフトスイッチです。これを右に押しながら前後に動かしてシフトポジションを変えます。パーキン「P」にするときは真ん中のPボタンを押します。
ハンドブレーキの前部には走行モードを切り替えるボタンが付いてます。これを押すごとにSモード、ECOモード、ノーマルモードの切り替えが出来ます。ノーマルモード以外は、回生ブレーキが作用し、慣れるとアクセルワークだけでも運転が出来ちゃいます。
インパネはピアノブラックで装飾されてます。因みにメーターはファインビジョンで見やすいですね!個人的にトヨタアクアのデジタルメーターより、ノートの針タイプのほうが好きです。
何となくですが、トヨタアクアより広い印象を持ちました。たしか、親戚のアクアに乗ったときはかなり狭い印象を受けましたんで。アクアは後部座席下にでかいバッテリー積んでたと思うので、どうしても狭くなるはずです。ノートの駆動バッテリはー小型なのか、前席の下に配置されてます。
内装の様子動画。
走行性能
いよいよ初イーパワーの運転です!わくわくものでした(笑)
エンジン始動は普通の日産車同様、ブレーキを踏んでプッシュスターターをポチッと押します。するとエンジンが始動します!あくまでも発電用の補機みたいなものですが。
アイドリング中、アクセルを全開に踏んでも通常のガソリンエンジン車と異なり、レスポンスが遅く、ゆ~っくり回転が上がる仕様となっていました。
街乗り
さっそく市街地を流してみます。モードはパワフルな走りと回生ブレーキが売りのSモードにて走行してみます。
シフトポジションスイッチをDに入れ、アクセルを踏み込んでいきます。すると、す~っと、電気自動車特有のなめらかな走り出しです。
エンジン音は気ならず(止まっていたのかも)凄く静かですが、アクセルを踏み込むと電気を大く必要とするので、エンジン回転音が聞こえてきます。
田舎道走行の様子動画。
気持ちいい回生ブレーキ
ノートe-powerの魅力である回生ブレーキを試してみる。走行中は通常の車同様、アクセルを踏めば走ります。
ノートe-powerの違いは減速時、sモードとECOモードでは回生ブレーキが使えるところです!回生ブレーキだけで車を完全に停止することが出来るんですね~!
実際にアクセルオフしてみると、絶妙な回生ブレーキが効き、まるで強烈なエンジンブレーキが効いているかのように減速します!
日産の営業の方の話では、減速時は1Gの力がかかると言っていて、そのときはしっかりブレーキランプも点灯するので、追突される心配も無いとのこと。
なれるまでちょっとだけ時間を要しますが、回生ブレーキに慣れると、ほんと気持ちよく、そしてストレスなくドライブできますね!
ワインディングを走ってみると、その減速効果を遺憾なく発揮できました!コーナー手前でアクセルを抜くと、回生ブレーキがガッツり効き、ほどよい荷重移動に持ち込め、ブレーキ要らずでほんとに快適に走れます。
ノーマル足廻りのFFなのですが、個人的にバランスよいと思いました。特にライバル車アクアに比べたら、ノートの方が走りがいい気がします。
いや~それにしても回生ブレーキはほんと気に入りましたね~!うまく使いこなせば、ブレーキパッド&ディスクの消耗をそうとう軽減できると思います。
ちなみに回生ブレーキでは足りない場合、しっかりフットブレーキも作用しますのでご安心を!
回生ブレーキの動作の様子の動画です。
加速
e-powerの加速を体感すべく、クローズドコースにてアクセル全開走行してみました!モードはSモード。
そうしたら、あまりの加速にびっくりしましたね~!モーターって凄いんだなっと!エンジンと違い、谷がなくフラットにビュンビュン加速していく感じでしょうか!
昔の感じのリッターマシンではないですね、ノートe-powerは!昔日産のCMでリーフと180SXが競争してリーフが勝つ見たいなのがありましたが、ノートe-power乗ってみると、まんざらでもないなと思いました!
こちら0~100kmの動画です。
アクアかノートか!?
今回日産ノートe-power Xに乗ってみて、ライバル車のトヨタアクアとノートでどっちが乗っていて楽しいかと言えば、個人的には日産ノートですね!
外観とか内装の差は双方あまり無いのですが、やはりノートはモーター駆動と言う点と、回生ブレーキが使えるってのが魅力ですね!
回生ブレーキの恩恵は、走りとランニングコストであるブレーキ系統の消耗を大幅に抑える事ができること。
これからリッターカーを購入ご検討の方、ぜひ日産ノートe-powerを試乗してみては如何でしょうか!?
コメント
コメント一覧 (2件)
アクアとノートの燃費には敵わないですが、
スズキ・スイフト!
僕はこちらに興味津々です(^^♪
マッハ☆イッタさん
スイフトは面白そうな車ですよね♪
正直、アクアやノートは乗ってて直ぐに飽きそうです(笑)