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24V トラック バッテリー交換 いすゞ エルフ NKR66EA

現在取り付けてあるバッテリーは少なく見積もっても5年以上交換されておらず、バッテリーチェッカーかけてみるとそろそろ交換した方が良いという結果になりましたので、この度新品バッテリーに交換する事にしました。

今のところセルも快調に回り、エンジンも一発始動ですが、ある日突然出先でバッテリー上がりとかになったら手間やお金がかかって色々と大変ですからね。新品に交換しておけば精神衛生上よろしいかと思います。

目次

バッテリーサイズ(型式)エルフNKR/S

私の車両はNKR66の4HF1エンジンですので、バッテリーサイズは75D23R×2個となります。

その他の車両型式に対応するバッテリーサイズも車両取扱い説明書に記載されていましたので、表にまとめておきました。

同年代のエルフにお乗りの方で車両の取扱説明書を無くしてしまった方は参考になれば幸いです。

車両型式NKR
エンジン型式4JG24HF1N,4HF1,4HJ1N,4HJ1
標準仕様115E41R×175D23R×2
寒冷地仕様80D26R×2

車両型式NKRNKS
エンジン型式4HG1
標準仕様M/T:75D23R×2
A/T:80D26R×2
75D23R×2
寒冷地仕様M/T:80D26R×2
A/T:115E41R×2
(但しショートは無し)
80D26R×2
消防車130E41R×2130E41R×2

男前モノタロウバッテリー

今回取り付けるバッテリーは「男前モノタロウ」の高性能充電制御車対応メンテナンスフリーバッテリー(シールド型)80D23Rとなります。

標準バッテリーよりも性能ランク一つ上げました。今回取り付けるエルフの場合バッテリートレイ後部のパーテーション(棒)を取り外せば、更に大きなサイズ「26サイズ」のバッテリーも納まりますが、重量が数キロ嵩むので23サイズで留めておきました。

私の車両の場合、電飾も無いに等しいので、無駄にバッテリーを大きくしてもあまり意味無いですからね!


男前モノタロウバッテリーは激安で、今回購入した「80D23R」の価格は一個8990円(税別)です。同サイズのバッテリーよりかなり安い価格帯ですので、信頼性が気になるところですが、男前モノタロウバッテリーのレビューをみて見ると評価者が100件以上で、殆どの方が満点を付けているようなので、それなりに信頼できる製品なのだと予想します。

モノタロウパッケージで販売されているものの、モノタロウが自社工場を構えてバッテリーを製造しているとは考え難く、製造しているのは有名バッテリーメーカーである可能性が高いと思います。

あくまでも予想ですけどね!価格が安いので、寿命がまともならラッキー、直ぐにダメになったら仕方ないと割り切る覚悟でいます。

製造国は韓国

モノタロウウェブページにはバッテリーの製造国の記載が有りませんでしたが、現物が届いて箱、バッテリーのラベルをチェックしてみたところ「韓国製」でした。

韓国の激安バッテリーメーカーと言えば「アトラスバッテリー」が有名ですので、もしかするとモノタロウバッテリーの製増元はアトラスバッテリーの可能性もあるかもしれません。

もしくは、トヨタ純正部品にも採用されているACデルコのバッテリーも韓国製が多いので、ACデルコの可能性もあるかもしれないです。でも価格的にアトラスバッテリーですかね。真相は不明です。

特徴

  • 従来製品より性能を大幅に向上し、始動性能のアップを実現
  • 繰り返し行われる充放電にも耐えられる極板を採用し充電受入性能も大幅アップ
  • 特殊樹脂コーティングで耐震性能強化
  • 特殊二十蓋構造により電解液が循環し減液を抑制し寿命まで安心して使える
  • 持ち運びや取り付け時に便利な収納式取っ手付
  • ひと目でわかるインジケータ付
  • 1年保証
事業用車両等は保証対象外

バッテリーの取説を読んでみると、タクシー、ハイヤー、宅配車、バス、トラックなどの事業用車両に使用した場合、保証対象外との事です。

その他、レンターカー、リース車、社用車、教習者、緊急車両車などの特殊車両、レーシングカー、農業機械、建設機械、フォークリフト、除雪機に使用した場合も保証対象外。

この他にも保証に対する制限がいろいろあるようです。保証に対する制限事項はモノタロウウェブページに詳しく記載されておらず、届いたバッテリーの取説を読んで初めて知りましたので、ウェブページにも保証に関する記載をしっかりして頂きたいですね。

バッテリー交換方法

今回バッテリー交換するエルフは12Vバッテリーが2個直列に繋がっている24V仕様ですが、交換の基本は乗用車と大体同じとなります。バッテリ端子を取り外すときはアース(マイナス)からが基本となります。バッテリーを取り付ける際は順番が逆となります。

必要工具

10mmのメガネレンチ、12mmのメガネレンチ、軍手等。メガネではなく、ボックスレンチ等でも対応可能です。

バッテリーの取り外し

蝶ナットを2つを緩め、バッテリーカバーを取り外します。蝶ナットは手で緩むと思いますが、緩まない場合はペンチ等で摘んで緩めましょう。

10mmのメガネでバッテリーコードマイナス端子のナットを緩め、端子を外します。ナットを緩めてもコードが固着して外れにくいときはハンマー等で軽く叩くと外れます。外したコード端子はバッテリーの端子に接触しないように避けておきます。

オーディオやカーナビ、その他の電子機器を接続していてメモリーバックアップが必要な際は、アースを取り外す前にバックアップ電源を繋いでおきます。

プラス端子保護カバーをめくり、10mmのメガネでバッテリーコードプラス端子のナットを緩めて、端子を取り外します。

10mmのメガネでバッテリー連結コードマイナス端子のナットを緩め、端子を取り外します。

10mmのメガネでバッテリー連結コードプラス端子のナットを緩め、端子を取り外し、連結コードを取り外します。

12mmのメガネまたはボックスレンチでバッテリーを固定しているステーナット2本を緩め、ステーを取り外します。

バッテリーを固定しているステー(クランプ)が錆びてボロボロの場合は新品に交換する事をおすすめします。必要な部品、品番と価格はこちらの記事をご覧ください。

バッテリーブラケットからバッテリーを持ち上げ、取り外します。バッテリーは重いので腰を痛めないように全身に力を入れ、慎重に持ち上げると良いですね。ギックリやっちゃうとヤバイですからね(汗)

ブラケットやコードの点検

バッテリーを外してみたらバッテリーブラケットが錆びていたのでワイヤーブラシでサビを落とした後に塗装しておきました。

バッテリーブラケットの錆や腐食が酷く、耐久性に問題があるときはバッテリー落下事故の恐れもありますので、早めの交換が必要となります。ブラケット腐食によるバッテリー落下事例は結構あるみたいですよ。


コード端子も汚れていたのでスポンジヤスリで磨いて綺麗にしておきました。バッテリーコードは経年劣化で腐食したり端子にクラックが入る場合があるので、バッテリー交換時は要点検かと思います。

バッテリーを交換してもコードや端子に不具合があると接触不良の原因となります。とくに連結コード端子はクラックが入りやすいらしいので要チェックですね。


純正連結コードの品番と価格です。痛んでいたら早めの交換をしましょう。

名称品番価格(税別)
バッテリケーブル89723071911950円

バッテリーの取り付け

バッテリーの取り付けは基本的に取り外した順番の逆手順となります。バッテリーブラケットに新しいバッテリーをセットします。バッテリーの向き、端子の位置が間違っていないか確認。

バッテリー取付け金具を取り付けます。

バッテリー端子保護キャップを取り外し、連結コードを取り付けます。

バッテリー端子保護キャップを取り外し、プラスコードを取り付けます。プラス端子コード保護カバーを被せます。

バッテリー端子保護キャップを取り外し、アースを取り付けます。全てのコード端子を取りつけたら、緩み無くしっかり取り付けられている事を確認。

バッテリーカバーを取り付けて動作確認をしてバッテリー交換は完了となります。

取り付け後のエンジン始動

バッテリーを新しくして一発目のエンジン始動をしてみると、今までより軽やかにセルが回るようになった感じがします(プラセボかも)♪

今まで積んでいたバッテリーはテスターで計ってもかなり弱っていたので、目に見えずともバッテリーを新品にしたことでなんらかの変化はあって欲しいと願います(笑)!

モノタロウバッテリーは安すぎるゆえ、どれ位の寿命、耐久性があるのかは今の段階では未知数ですが、とりあえずこのバッテリーを暫く使っていくことにします。

交換時の走行距離は約51000km。はたしてどれ位持つか楽しみですね!日々の点検でなにか不具合出ましたら記事に致します!

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