MENU
カテゴリー

JB23ジムニー 車載ジャッキでタイヤ交換する方法

JB23ジムニーのタイヤ交換を車載工具のレンチ、パンタグラフジャッキを使用して行ってみました。

車載工具を使用してJB23ジムニーのタイヤ交換をしようとしている方は参考になればと思います。

作業をするうえで参考としたものは、JB23ジムニーの取扱説明書、サービスマニュアルです。

JB43ジムニーシエラもやり方は同じですので、JB43ジムニーシエラにお乗りの方も参考になればと思います。

目次

車載ジャッキ・工具の格納場所

ジャッキ、ジャッキハンドル、工具は後部荷室フロアに格納されています。

ジャッキの取り出し方

フロアマット、フロアボードを外し、ジャッキネジ部を緩めて縮め、格納ホルダーから取り出します。


ジャッキネジ部が手で回せない場合はホイールナットレンチなどの棒状のものを差し込んで回しましょう。


ジャッキを格納するときは、ジャッキホルダーに納めてからネジ部を締め込み、ジャッキを広げてしっかり固定します。

ジャッキを格納する際は、ホイールナットレンチなどで無理にジャッキを広げないようにします。ジャッキホルダーが破損する恐れがあります。

ジャッキアップポイント

JB23ジムニーの車載ジャッキジャッキアップポイントはフロントはリーディングアーム中央付近にある突起部リヤはトレーリングアーム中央付近にある突起部です。

ホイールナット締め付けトルク

ジムニーのホイールナット締め付けトルクは100N.m(従来単位1020kgf/cm)となっています。トルクレンチをお持ちの場合、規定締め付けトルクでホイールナットを締め込みましょう。

今は昔と違ってトルクレンチも安価で買えるようになりました。DIYで頻繁にタイヤ交換するのであれば持っておきたい工具ですね。

タイヤ空気圧

タイヤ空気圧は運転席側ドア開口部のシールに記載されていますので、記載数値に従って空気圧を調整しましょう。エアコンプレッサーや携帯空気入れを持っていない場合はガソリンスタンドやカーショップなどでエアを充填してもらいましょう。


私はマキタの充電式空気入れMP181Dを所持していますので、いつもそれでタイヤ空気圧の調整をしています。エアーコンプレッサーと違って嵩張るホースなども無いのでいつでもどこでも気軽に使えるので気に入っています♪エア調整程度でしたら、バッテリーの持ちも良いですよ!

タイヤ交換の準備

安全に作業ができ、地面が硬くて平らなところに車を移動し、エンジンを止めます。

パーキングブレーキをかけ、オートマ車はセレクトレバーをPに、マニュアル車はシフトレバーをRまたは1速に入れておきます。


タイヤ交換する対角線上の位置にあるタイヤ前後に市販品の輪止めを置きます。例えば、フロントの助手席側のタイヤを交換するのであれば、運転席側後輪のタイヤ前後に輪止めをおくといった感じです。


取り付けるタイヤはジャッキが外れた際に足などを挟まないように、交換するタイヤ付近の車体下に置いておきます。

フロントタイヤの交換

フロント助手席側のタイヤを交換してみます。運転席側リヤのタイヤに輪止めを置き、フロントタイヤ付近車両下に取付けるタイヤを置きます。


ホイールナットレンチでホイールナット5個を反時計回りに回して、手でナットが軽く回る程度まで緩めます。

フロントジャッキアップ

ジャッキハンドル取り付け部を手で回してジャッキアップし、ジャッキ上部の凹部をジャッキアップポイント(ボス部)にはめます。ボス部にハマったらジャッキハンドルを取り付ける。


時計回りにハンドルを回してタイヤが地面から少し浮くまで持ち上げます。

フロントタイヤの取付け・取外し

ホイールナットを取り外してタイヤを取り外します。外したタイヤは安全のため車体下に置いておきます。


ホイール取り付け部、ナット部に錆や汚れがある場合はワイヤーブラシなどで清掃しておきましょう。

ホイールを車両にセット。ホイールナットのテーパー部がホイール穴のシート部に軽く接触するまで手で時計回りにホイールナットを回し、仮締めします。

スタッドボルトに潤滑剤を塗るの?

ジムニーのサービスマニュアルには潤滑油塗布の指示はありませんでしたので、何も塗らなくて良いはずです。因みにワゴンRのサービスマニュアルはどうなっているのか確認したところ、やはり潤滑油の塗布指示はありませんでした。むしろ油分がある場合は脱脂清掃の指示がありました。


タイヤが地面に接触するまでジャッキを下げます。


ホイールナットレンチでホイールナットを下画像の順序で2~3回に分けて締め付けます。


上半身に力を入れて「グイ」っと回す位で十分締まっていますので、締め過ぎに注意しましょう。

ホイールナットレンチを足で踏みつけたり、パイプをかけて回すとボルトが折れてしまします。


ホイールナットを締め付けたら車両の下からジャッキとタイヤを引き出してタイヤ交換完了となります。※反対側(運転席側)もやり方は同様です。

タイヤローテーション(回転方向)に注意!

タイヤの銘柄により、タイヤの回転方向が決まっているものもありますので、タイヤ交換時は注意が必要です。

基本的に回転方向が決まっているタイヤにはタイヤ側面に「矢印とROTATION」の刻印があるので分かると思います。


この場合、矢印が左向き(前進方向)ですので、左側に取付けるタイヤとなります。


タイヤローテーション(回転方向)が間違った状態でタイヤを装着してしまうと、グリップ力や制動力、雨水排水性能が十分に発揮されない事がありますので、タイヤ交換時はしっかり確認しましょう。

リヤタイヤの交換

リヤタイヤの交換方法はジャッキアップポイントが異なるだけで、それ以外は基本的にフロントと同じやり方となります。

リヤの助手席側のタイヤを交換してみます。

フロント運転席側タイヤ前後に輪止めを置き、リヤの助手席側タイヤ付近車両下に取付けるタイヤを置きます。

ホイールナット5個を手で回せる位まで緩めます。

リヤのジャッキアップ

ジャッキハンドル取り付け部を手で回してジャッキアップし、ジャッキ上部の凹部をジャッキアップポイント(ボス部)にはめます。ボス部にハマったらジャッキハンドルを取り付ける。


時計回りにハンドルを回してタイヤが地面から少し浮くまで持ち上げます。

リヤタイヤの取付け・取外し

ホイールナットを取り外してタイヤを取り外します。外したタイヤは安全のため車体下に置いておきます。


ホイール取り付け部、ナット部に錆や汚れがある場合はワイヤーブラシなどで清掃しておきましょう。

ホイールを車両にセット。ホイールナットのテーパー部がホイール穴のシート部に軽く接触するまで手で時計回りにホイールナットを回し、仮締めします。


タイヤが地面に接触するまでジャッキを下げます。


ホイールナットをフロントの時と同様の手順で締め付けます。


ジャッキとタイヤを車両下から引き出し、リヤタイヤの交換は完了です。※反対側のタイヤ(運転席側)もやり方は同様です。

タイヤ交換したあとは

  • タイヤを取り付けてしばらく走行した後、ホイールナットに緩みが無いか確認しましょう。
  • タイヤ交換した後の走行で車体に振動など異常がある場合は、タイヤホイールに何らかの異常がある可能性がありますので、車屋さんに診てもらいましょう。
  • アルミホイール装着車は1000km程度走行後、再びホイールナットを締め付けて、緩みが無いかを点検しましょう。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次