いすゞエルフ2トントラックNKR66EA(4.3L/4HF1エンジン)のエンジンオイル&オイルフィルター交換をDIYで行ってみましたので記録しておきたいと思います。
至らない点があるかと思いますが、同型のいすゞエルフのオイル交換をDIYで行おうとしている方の参考になれば幸いです。
- 年式:2002年
- 型式:NKR66EA
- エンジン型式:4HF1(4.3L)
- トランスミッション:5MT(3ペダル)
- 駆動方式:2WD
交換準備
ジャッキアップまたはスロープにクルマを載せ、オイル抜き取りスペースを確保。今回はスロープを使いました。
キャブの開け方(チルト開閉)は、助手席のドアを開けるとフェンダー上部のところにシールが貼ってあり、手順が書いてあります。
オイルの抜き取り
エンジンオイルドレンの下に受け皿をセットします。オイルパンの位置はここです。
ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜き取ります。メガネのサイズは17mm。エンジンオイルは8リットル以上抜けてきますので、余裕のある受け皿が望ましいと思います。
抜け切ったオイルがこちら。乗用車と異なり、凄い量です!小さい受け皿だと溢れてしまいますね。
オイルフィルターの取り外し
オイルフィルターの位置は助手席側のフェンダーから見ると後部奥。下にもぐった状態から見るとオイルパンの直ぐ脇です。
オイルフィルターを専用工具(カップレンチ)で取り外します。オイルがこぼれてくるので下に受け皿があることを確認して取り外します。
こちらが外したフィルターです。トラックのフィルターは大きいですね~!いままでは乗用車や軽自動車のオイル交換ばっかりでしたので、その差に驚きます!
オイルフィルター取り付け
取り付けるオイルフィルターのパッキンに新しいエンジンオイルを塗布。
レンチで取り付けます。※いすゞエルフトラックNKR66EA(4.3L/4HF1エンジン)に適合するオイルフィルターはこちらです。
オイルの注入
オイルドレンを締め付けます。本来トルク管理されている箇所ですが、今回は手締めしました。
因みにオイルドレンパッキンはオイル交換ごとに交換するのが望ましいと思います。潰れや変形などの劣化が酷いまま取り付けてしまうと、オイル漏れの原因となります。いすゞ純正のドレンパッキン品番は以下の通りです。
名称 | 品番 | 価格(税抜き) |
---|---|---|
ガスケットドレーンプラグ | 8-94158328-0 | 230円 |

オイルを注入していきます。今回はオイルフィルターも同時交換なので9.5リットル注入します。※オイル量や適合オイル、交換時期に関してはこちらをご覧ください。
私は4リットルオイルジョッキしか所持していませんので、3回に分けて9.5リットルを注入しました!
オイル量チェック
フィラーキャップを締め、クルマを平らなところに置き、エンジンを数分始動後、停止。停止後数分したらオイルレベルゲージでオイル量を確認します。
一度ゲージを抜いてオイルを拭き取り、再びゲージを挿してから抜き取ります。ゲージのここの2点内に油面があれば適量となります。
キャブ又はエンジンフードを元に戻してオイル交換作業は完了となります。
まとめ
今回初めていすゞエルフトラックNKR66EA(4.3L/4HF1エンジン)のエンジンオイルとフィルターを交換してみましたが、特に躓くところはありませんでした。乗用車と同じ感覚でオイル交換は可能ですね!
違うところと言えばオイルの量くらいでしょうか!?オイル量が多いのでオイル受け皿やオイル処理パックなどは大きめの物が必要ですね。これからエルフトラックのエンジンオイル交換をDIYで行なおうとしている方は参考になれば幸いです。
動画
こちらは実際にオイル交換作業した際の動画です。記事と合わせて参考にして頂ければと思います。
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