いすゞエルフトラックNKR66EA(4.3L/4HF1エンジン/H14年式)に巷で話題のワイヤレスバックカメラを取り付けてみましたので、取り付け方をシェアしたいと思います。最初に言っておくと、取り付けは簡単です!
AUTO-VOX TD2
今回取り付けるバックカメラはAUTO-VOX-TD2というモデルで通販サイトではそこそこ評判のよいモデルとなります。
後部からキャブへの配線取り回しが不要なので、取り付けは簡単、モニターはシガーソケット、カメラはバックランプ電源に繋ぐだけとなります。
めちゃくちゃ楽ですね!12V車と24V両方対応!AUTO-VOX TD2は中国メーカーですが、取説は日本語仕様で、保証などもしっかりしているメーカーです。
基本仕様
モニター仕様 | |
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液晶サイズ | 4.3インチ |
使用電源電圧 | DC12Vから24V |
動作温度 | -20℃~65℃ |
解像度 | 480×272P |
サイズ | 120×80×20mm(幅、高、奥) |
出力 | 正像/鏡像 |
ガイドライン | ON/OFF切替可 |
カメラ仕様 | |
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イメージデバイス | 1/3インチカラー |
解像度 | 480×272P |
サイズ | 35×25×29mm(幅、高、奥) |
画角 | 対角線110° |
防水性能 | IP68 |
電圧 | DC12Vから24V |
ホワイトバランス | 自動調整 |
露出 | 自動調整 |
動作温度 | -20℃~65℃ |
保存温度 | -35℃~70℃ |
最低照度 | 0.1lux |
カメラの取り付け方
ナンバープレートを固定しているビスを外して、カメラのステーをナンバープレートに挟み、抱き合わせてボルト止めします。
ガッチリ固定するためステーに付いている両面テープを貼る場合は、貼り付け面をきっちり掃除します。今回は両面テープを剥がさずボルトで挟んだだけにしました。これでも十分です。
電源の確保
バックカメラの電源を確保します。今回は右のバックランプから電源を確保する事にしましたので、右のテールランプ背面のカバーを取り外します。
カメラのプラス配線をこちらのバックランプ配線へエレクトロタップを使って割り込ませばOKかと思います。カメラのアース線は適当なところにボディアースさせます。
今回はバックブザー電源へ接続
私の場合、バックブザーを切っていますので、浮いているバックブザーカプラーへバックカメラ配線を差し込んで電源を確保する方法を取りました。平端子と熱伸縮チューブはバックカメラのキットに付属していませんので、手持ちの物を利用して自作しました。
基板ボックスの防水処置
AUTO-VOX TD2はカメラ自体は防水ですが、配線の途中にある基盤が入っているボックスは非防水なのでビニールで包んで防水処置しておきました。テールランプカバー内に収めるので直接水が入る心配は少ないと思いますが、念のためやっておきました。
カバーを閉める
電源接続と防水処置をしたら、テールランプユニットカバーが閉まるように配線を上手い事束ねてやり、カバーを閉めます。
ワイヤリング(配線の取り回し)
カメラ本体からバックランプまでの配線は、もともと通っていたコルゲートチューブを利用して引き込み、極力目立たないようにしてみました。カメラ側の取り付けはこんな感じで終了です。
モニターの取り付け
モニターの取り付けは特に難しいところはありません。モニタースタンドのゲル吸盤をダッシュボードやフロンとガラスなど、好きなところに貼り付けるだけです。
あとはシガーソケットに差し込むだけでOKです!配線を目立たないようにしたい場合はダッシューボードの中を通したりする必要がありますので、ちょっと面倒ですけど。
動作確認
カメラとモニターの取り付けが終わりましたので、動作確認してみました。エンジンを始動してバックギヤに入れると、黒い画面からモニターが起動しバックカメラ映像が映し出されました!バックギヤに入れてからモニターが起動するまでのタイムラグはほぼ無いです。
昼間の映像
バックカメラ取り付け位置や角度によってモニター映像は変わってきますが、車の位置とモニター映像の位置関係を撮影してみました。カメラの角度はリヤバンパーが少し映る位の角度です。
まずは駐車場枠外時の映像がこちら。因みにこの角度だとカメラに映っている最大奥行きは約2.7mでした。
続きまして車を駐車スペース枠内に入れて見たときの映像がこちらです。モニター映像よりも、外から実際見た場合の方が余裕(ズレ)がありますね。
箱車の様にカメラを高い所に設置できれば俯瞰映像で奥行きが分かり易くギリギリまで詰め易いのかもしれませんが、平ボディだと低い位置にしかカメラを設置できないので仕方ないのかもしれません。
夜間映像
日が暮れるのを待ち、夜間視認性をチェックしてみました。このクルマはノーマルバルブバックランプ2つとLED球に替えたナンバー灯が付いていますが、夜間視認性は良好でした。
ノイズについて
カメラ取り付け方法の項目をご覧の通り、カメラ受信機をテールランプカバー内にすっかり入れていますが、しっかり通信できてモニターに映像が映っています。今のところノイズや通信障害はない感じです。
ただし、これは使用環境によって異なることですので、一概に何とも言えないと思います。今回私が動作テストをした環境は田舎で電波が混線していることが極めて少ない環境かと思います。
都会や人口密集地の場合、多くの電波が飛んでいる可能性が増えますので、その様な環境の場合、ノイズの問題が顕著になる事もあるかもしれません。
まとめ
ワイヤレスバックカメラの取り付けは配線を後部からキャブまで引く必要が無いのでめちゃくちゃ楽です!今回取り付けたバックカメラAUTO-VOX TD2の場合は通信障害やノイズは今のところありません。これからトラックにワイヤレスバックカメラを取り付け予定の方に少しでも記事が参考になれば嬉しいですね!
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 折角万金払って買った商品、そのままゴミ箱行きも勿体無いのでセカンドカーのいすゞエルフトラック2tにバックカメラとして取り付ける事にしました。やはりこの商品は常時モニターではなく、バックカメラとしての使い方が正しいのではないかと思います(笑) […]