ダイハツハイゼットカーゴのエアクリーナーエレメント交換をしてみましたので、備忘録として交換方法手順やポイントを書き留めておきたいと思います。
同型のハイゼットカーゴをお乗りでエアクリーナー交換をDIYで行おうとしている方々が少しでも参考になれば幸いです。
- 年式:2003年
- 型式:S210V
- エンジン型式:EFVE (660ccEFIノンターボ3気筒)
- トランスミッション:3AT
- 駆動方式:4WD
- カラーコード:S23
エアクリーナー交換時期
この型式のハイゼットの場合、通常使用で40000km毎、シビアコンディションの場合20000km毎の交換が推奨されています。
エアクリーナーエレメント交換時期 | |
---|---|
通常使用 | 40000km毎 |
シビアコンディション | 20000km毎 |
走行距離大(年間20000km以上)や短距離走行の繰り返し(一回につき8km以下)が多い場合の事を指す。
適合エアクリーナーエレメント純正品番と価格
この型式のハイゼットに適合するエアクリーナーエレメントは下記表の通りとなります。
名称 | 品番 | 価格(税抜) |
---|---|---|
エアクリーナーエレメント | 17801-97203 | 2000円 |
※品番や価格は個人で調べたものです。間違っている可能性もございますので、実際にご購入の際はご人身でメーカーにお問い合わせいただき、適合をご確認ください。
こちらが今回使用するダイハツ純正のエアクリーナーエレメントとなります。モノタロウから購入致しました。純正品ですので、品質はしっかりしていますね。
エアクリーナー交換方法
ダイハツハイゼットカーゴS210Vのエアクリーナーボックスの場所は運転席の下の位置にあります。座席のロックレバーを引き、ロック解除して運転席(エンジンフード)を開けます。
エアクリーナーボックスの開け方
プライヤー等でホースクランプを挟みながら、インテークホースをずらして取り外します。ここのクランプはなかなか硬いのでクランププライヤーがあると作業しやすいかと思います。外したホースはゴミが入らないように養生しておきました。
吸気温度センサーカプラーを取り外します。ここのカプラーは外さなくてもエアクリーナーボックスを開ける事も出来ますが、外してしまったほうが作業性が良いと思います。
クリップバンドを2か所外します。
クリップバンドを外したカバーを持ち上げ、車体内側に引きながら外します。カバー車体外側はクリップなどはなく、爪2か所がスライドして差し込んであります。
古いフィルターと新品フィルターを並べてみると、その差は歴然!特に裏面はなかなかの汚れです。
エアクリーナーボックス内の清掃
エアクリーナーボックス内が結構汚れていましたので、少々面倒ではありますが、取り外して丸洗いすることにしました。エアクリボックスは矢印部の5箇所のボルトを外すと取り外す事が出来ます。
どうせなのでカバーの方も丸洗い!※カバーを丸洗いする際は吸気温度センサーを取り外してから洗います。
まるで新品のように綺麗になりました(笑)おそらく今ままでエアクリボックスを一度も洗ったことがなかったでしょう!
車両に再び組み込み、新しいエアクリーナー取り付け作業に移ります。
エアクリーナーエレメントの上下向き
新しいエアクリーナーを取り付けていきますが、その前にエアクリーナーエレメントの向きを確認しておきましょう。
エアクリーナーエレメントの向きは、黄色い面が上となり、白い面が下となります。
下側になるほうはフィルターが突起していて、フサフサしていますので簡単に判別できると思います。前後の向きは無いタイプのフィルターかと思います。
エアクリーナーエレメントの取り付け
新しいエアクリーナーエレメントをエアクリーナーボックスにセットします。
カバーの爪2か所がしっかり車体側面に入り込むようにセットし、クリップバンド、吸気温度センサー、ホースを元に戻してエアクリーナー交換は完了となります。
エアクリーナー交換の効果
エアクリーナーを交換後、軽く試運転をしてきました。結果としては、体感では何も変化は感じられませんでしたね(笑)
しかし、汚れていたフィルターを物理的に交換し、綺麗なものにしたのですから、多少なりともパワーアップや燃費の向上に繋がっていると思われます。
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