エルフのヘッドライトを海外仕様の角目4灯に変更してみます。角4灯ヘッドライトユニットは台湾のDEPO製を使用しますが、外側(ロー側)のレンズは付属の物を使用せず手持ちの小糸製レンズを取り付けます。
内側(ハイ側)はDEPO製のレンズを取り付けますが、バルブは入れませんので点灯しません。ただの飾りですね。
本来は4灯全部点灯する配線にするのが望ましいですが、今回は外側(ロー側)にH4バルブを入れハイロー点灯させる形となります。
- 年式:2002年
- 型式:NKR66EA
- エンジン型式:4HF1(4.3L)
- トランスミッション:5MT(3ペダル)
- 駆動方式:2WD
取り付け準備
今回は配線加工無しなので単純にDEPO製のライトユニットと純正ライトユニットを付け替えるだけとなりますが、、、、
いきなりステンレスの枠のバリが酷く、レンズが取り付けられないという事態が発生!やはり控え目に言って台湾製(海外製の安物全般)は粗悪品が多いですね。
仕方ないのでステンレス枠のバリをリューターで削り整えて対処しました。因みに4つ全てにバリがありました。
その後レンズの装着は無事完了。外側は小糸のハイロー兼用レンズで、内側はDEPO製のハイ用レンズです。
既存ヘッドライトの取り外し
元々付いているヘッドライトを取り外すためヘッドライト周りのパーツを取り外します。グリルは真ん中のビス1本とクリップで固定されています。
ネジを4か所を緩めてヘッドランプユニットを取り外します。ヘッドランプを外したらコネクタを取り外します。これでヘッドライトが分離できます。
4灯ライトの取り付け
あとは4灯のヘッドライトユニットを車両に取り付ければOKですが、、、、
またしても不具合が発生!さすが海外の安物!すんなりとはいきませんね(涙)
不具合その1
ライトユニット裏の棒が太すぎて車両側の取付穴に入らない。(左右)
面倒ですがライトユニット裏の棒をリューターで削り対処しました。
不具合その2
運転席ハイ側のネジが車両側のホースに干渉する。おそらくこれはブースターの負圧ホースだと思われますが、干渉して穴開くとやばそうです。
ハイ側はバルブを入れておらず光軸をいじる必要もないので対策としてネジを短く削りました。これで干渉してホースに穴が開くことは無いはずです。
不具合その3
ヘッドライトユニット側ライトリム取り付け部が5mmほどオフセットされており、ライトリムが正しく取り付けられない。(左右)
純正ライトはオフセットされておらず平らなのですが、どういう訳かDEPOの4灯ライトユニットはここがオフセットされていました。なんなんでしょうかね!?年式による違いでもあるのでしょうか!?
対策はシンプルに、オフセットされる分だけの厚みのスペーサーを挟みました。今回は手持ちのナットを挟んでみましたが丁度良い感じです。
なんとか取り付け完了
いくつもの不具合を乗り越え、無事角目4灯化は完了!思った以上に手間がかかりましたが見た目がまあまあ良くなったので良しとしましょう!
光軸は純正ライト時に壁を照らしホットゾーンを記録。角4灯後に同位置からライトを照射し、ホットゾーンを大体同じ位置に合わせました。
夜間乗った感じや、外から見た感じは純正ライト時と特に変わりないようですが、近いうちにテスターで測ってもらう予定です。
まとめ
ネット通販で販売れているDEPO製エルフの4灯化キットはすんなりそのまま取り付けられるものだと思っていましたが、実際に取り付けてみるとそうではありませんでした。
実際にはバリが酷かったり、細かい所の寸法が純正と違ったりで多少の加工が必要でした。
海外製の安物ですので仕方なのかもしれませんが、同型の車両をDEPOのライトユニットで4灯化を予定している方はご注意ください!ポン付けとはいかないようです!
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