いすゞエルフトラックNKR/Sにおけるファンベルト調整時の適正たわみ量を一覧にしてみました。ベルト鳴き時の調整やベルト交換時の参考になれば幸いです。
目次
ファンベルト
エンジン形式 | 約98N(約10kgf)の力で押したときのたわみ量 |
---|---|
4JG2 | 9~13mm |
4HF1N,4HF1,4HG1,4HJ1N,4HJ1 | 8~12mm |
ファンベルトの張りが弱いと充電不足やオーバーヒートを招く恐れもありますし、ベルトの磨耗も早まります。逆に張りが強すぎるとダイナモ(発電機)の軸受けを破損させてしまう事もありますので、適正なたわみ量での調整が必要です。DIYでの調整に不安がある方はディーラー、整備工場にお願いした方が良いと思います。
パワーステアリングベルト
※4JG2型エンジンのみ
約98N(約10kgf)の力で押したときのたわみ量 | 12~14mm |
パワステベルトのたわみが多すぎると磨耗の原因になります。逆に張り過ぎはパワステポンプの故障を招きますので、ファンベルト同様適正なベルト張り調整が必要ですね。
コメント